インプラントもいくつかクリアすべき問題はある。まず、一本数十万円の治療費が問題だ。保険も効かないため、多額の出費を覚悟しなくてはいけない。また、インプラントは誰でも受けられる治療法ではない。心臓病などの全身疾患を持っていては受けられないなどの問題があるが、それにしても効果は高い。
一方、インプラントで使われる人工の歯冠にはセラミックが用いられるのが一般的だ。セラミックは耐久性が高いだけでなく、審美性が高くて、見た目の美しさも天然歯に近い。形状や色も他の天然歯に近づけて作ることができるので、見た目からほとんどインプラントであるとわかることはないのだ。
歯の代わりのものを骨に埋め込むというインプラントの発想はある意味単純だ。そのため紀元前からインプラントは試みられてきた。紀元前550年ごろのトルコの遺跡からは石製の人工歯が発見されている。ただし、これが実際に使われた可能性は低く、儀礼用のものだったと考えられている。
日本では1980年代からインプラント治療が試みられている。ただし、初期の治療ではチタンを使用しないなどの問題があったため、成功率が低く、「インプラントは信頼できない」という認識が長らく広まってしまった。その後、専門の医院が相次いで開業されるなどの動きがあり、一般的な治療法になってきている。
インプラント治療の方法18 / インプラントとは?23 / インプラントの歴史27 / インプラントとは?66
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